【大学受験】物理or生物選択はどっちがおすすめ?東大・京大・医学科志望はどっちが有利になる?

大学受験
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高校で理系に進むと、2年生あるいは3年生の段階で大きな選択をすることになります。

それが、「物理および生物選択」です。

この選択は得意・不得意だけで決められるものではなく、将来のことも見据えて慎重に選択する必要があります。

今回は、物理と生物の決め方や考え方について詳しく解説します。

東大受験、京大受験、医学科受験の全てを経験したからこそ言える情報をまとめました!

ぜひ参考にしてみてくださいね。

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どっちが多い?物理選択と生物選択

高校では、理科として化学の他に、もうひとつ物理あるいは生物を選択して学ぶというカリキュラムがあります。

(生物と物理を選択するという場合もありますが、これは特殊な例のため省略します。)

まずは、全国の高校生が物理選択と生物選択とでは、どちらを多く選んでいるのかを見てみましょう。

センター試験あらため共通一次試験の受験者数で比べてみると、例年、物理選択が15万人近くいるのに対して、生物選択はおよそ半分の7万人程度。

圧倒的に物理選択の方が多いという結果になりましたね。

ただ、この特徴は理系の学生の傾向であり、文系の学生では逆に生物選択が物理選択を上回っているようです。

(ただし文系の場合は、物理基礎と生物基礎の選択。)

どうしてこのような結果となっているのでしょうか?

その理由は、物理と生物の特徴の違いにあります。

物理と生物の特徴の違い

物理と生物を比べたときに、大きな違いとして挙げられるのが、「暗記量」の違いです。

物理は原理の理解と公式によって計算を行うことで問題を解きます。

一方で、生物は暗記がメインで、知識問題が多く、それらをもとにした記述問題も多く出ます。

確かに、物理は理系的な学問で、生物は文系的な学問といえそうですね。

これをみると、文理の間で物理選択と生物選択の人数割合の違いが生まれるのも納得できます。

では、それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。

物理選択のメリット&デメリット

物理選択をした場合のメリットとデメリットはこちら

メリット

・数学的な思考が活かせる

・少ない暗記量で済む

・高得点を狙いやすい

・物理選択にすることで受験できない大学がない

物理は生物よりも数学よりの学問であり、数学が得意な人にとってはとっつきやすい学問です。

そのため、数学と同様に暗記事項が少なく、得意な人は満点をとりやすいため、大きな武器となります。

そして、最大のメリットが、物理選択で受験できなくなってしまう大学がないということです。

デメリット

・0点をとってしまう危険性がある

・点数が取れるようになるまで時間がかかる

・シンプルに難しい

物理のデメリットとして、問題が数値を求めるものも一部ありますが、公式を導くような問題が多くあります。

そうした特徴が高校受験の理科とは大きく異なるため、慣れるまで少し時間がかかってしまいます。

また、大門ごとで第1問目から最終問題までが連なっている場合が多く、ひとつ間違えるとそれ以降の問題も失点してしまうというわけです。

そのため、物理はハイリスク・ハイリターンの科目であり、大きな武器にも大きな足枷(あしかせ)にもなり得る科目といえるでしょう。

生物選択のメリット&デメリット

生物選択をした場合のメリットとデメリットはこちら

メリット

・高校以前の知識が活かせる

・勉強した分が結果に出やすい

・覚えるだけでも十分な点数が取れる

生物に関しては、比較的、高校受験までの理科と似た雰囲気の問題が出題されます。

そのため、これまでの知識も活かせますし、勉強して覚えた分が点数に直結するため、暗記が得意な人にはぴったりといえるでしょう。

物理のように問題が連なっていないことが多いため、大失敗をする危険性もないといえます。

デメリット

・覚えることが多い

・差がつきにくい

・生物選択では受けれない大学の学部学科がある

覚えることが多い分、生物にかけるべき時間が多くなります。

また、得意な人と不得意な人との間で差がつきにいので、生物が合格の決め手とはなりにくいという特徴があります。

したがって、生物はローリスク・ローリターンの科目打といえるでしょう。

そして何より、生物選択では受けられない大学の学部学科があるというのが大きなデメリットといえます。

詳しくは以下で後ほど解説します。

物理or生物選択の決め方3ポイント

以上の特徴を踏まえて、次の3つの考え方で選択を決めましょう。

工学部志望なら物理を選択する

大学にもよりますが、工学部を受験する場合の理科は、基本的に物理選択となります。

生物での受験はできないことが多いので、志望する大学と学部学科がある程度決まっている人はチェックしてみましょう。

とはいえ、物理・生物選択を決定する段階で志望大学および学部学科まで決まっているという人は少ないでしょう。

その場合は、物理の問題を見てみて、よほど苦手意識を感じないのであれば、物理選択にしておくといいですよ。

大学で学ぶ学問から逆算して選択する

「自分は機械工学を専攻したいから物理選択だな」というように、将来の目標や夢で決めるのも大切です。

受験科目の選択をするということは、進路を決めるのと同じくらい重大なことです。

将来を見据えて考えるようにしましょう。

ただし、僕の同級生も知らなかった事実なのですが、薬学部や農学部の一部の学科について、「物理」も重要だということです。

たしかに、薬学や農学(化学系)と聞くと、「化学&生物」というイメージを抱きがちですが、物理も同様に学ぶ必要があります。

そのため、「僕は薬学部志望だから生物選択だな」とする必要はないということを理解しておきましょう。

とはいえ、生物をメインとしている学問のため、高校では生物を選択した方が大学での勉強もスムーズに進むかもしれませんね。

自分との適性を考えて決める

大学受験で合格することがゴールではありませんが、点数を取りやすい方を選ぶのも大切なこと。

受験科目になるからには、高得点が取れた方がいいですもんね。

特に、東大や京大、医学科などの難関大学を受験する上では、勉強の猛者が集まりますから、苦手な状態で挑むわけにはいきません。

そのため、物理・生物選択を決める前に、大学の過去問をみてみるといいですよ。

基本的には不公平にならないように、物理と生物で難易度が合うようにしてありますが、違う人が作っているため、どうしても差が生まれてしまいます。

実際、年度によっては生物が簡単で物理が難しいといった年もあり、点数調整が入ることもあるようです。

「まずは敵を知る」という意味で過去問を開いてみましょう。

まとめ

以上、物理選択と生物選択のメリット&デメリットおよび選択の決め方を解説しました。

まとめると、工学部志望であれば物理を選択し、将来を見据えて、なおかつ、自分との適性を考慮して決めるといいですよ。

また、大学の過去問も参考にして考えてみましょう。

それでも物理と生物で決めかねる場合は、進路を狭めないという意味でも物理選択を選ぶといいですよ。

いずれにせよ、後悔のない選択にしてくださいね!

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