自動車免許は通いor合宿?通学免許と合宿免許の違いとメリット&デメリットを紹介!

大学生活
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大学生の多くが、大学の在学中に取得することになるであろう「自動車免許」。

その方法としては、大きく分けて、「通学免許」と「合宿免許」の2種類があります。

それぞれの特徴と違い、そして、メリットとデメリットを紹介します。

効率面や費用面でお得になるのはどっち?

そして、高い運転技術が身につくのは・・・?

ぜひ参考にしてみてくださいね!

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自動車の運転免許を取得するには?

上でも述べた通り、自動車の運転免許を取るには、「通学免許」と「合宿免許」の2種類。

(「一発試験」という試験場で本番の試験を実施して取得するという方法もありますが、運転技能があることを前提としているため、大変難易度が高く、受ける人の多くがかつて免許を持っていた人である場合なので、今回は比較から除外します。)

では、この2種類の「通学免許」と「合宿免許」の取得方法を見ていきましょう。

通学免許を取るときの流れ

運転免許を取得する人の多くがこの方法で取ることになるでしょう。

公安委員会が定めた「指定自動車教習所」で「学科」と「技能」の教習を受けることになります。

「学科教習」では、大学の授業と同様に、運転に必要な知識や交通のルールを教官からの授業を通じて学びます。

一方、「技能教習」は実際に教習車に乗車して、運転席に教習生が、助手席に教官が座り、指導を受けながら運転をするという形になります。

これらを繰り返して行い、途中で仮免許を取得した後、本試験へと臨む形になります。

この仮免許試験および本試験を受けるには、大学でいう「必要単位数」のようなものがあり、それを満たすように予定を立てる形になります。

ここで、通学免許の場合は、学校に行く日と受けるコマ数を自分で決めて通うことになります。

合宿免許を取るときの流れ

基本的には、通学免許と同じです。

ただし、合宿免許の場合は、事前に学科および技能の教習予定が決められています。

一般的には、数週間の予定を開けて、まるまる教習に使うことになります。

教習所の都合などにより多少の休日はあるものの、一気に教習を行うという形になります。

そのため、大きな特徴として、通学免許よりも短い期間での免許取得が可能となります。

【通学免許vs合宿免許】かかる費用と日数を比較!

通学免許の場合にかかる費用は、AT(オートマチック)車限定で約25万円、MT(マニュアル)車で約30万円。

(かつてはMT車で取るのが一般的でしたが、最近では、AT車限定で取る人も多くいるようです。)

期間としては、大体2ヶ月〜3ヶ月程度です。

一方、合宿免許だと、AT車限定とMT車とでそこまで変わらず、宿泊料込みで20万円程と大変リーズナブルな価格!

そして何より、2週間程度で免許が取れてしまうというのが特徴的です。

これだけを見ると、合宿免許の方が圧倒的に良いように感じますね。

それでは、それぞれの方法のメリットとデメリットを見ていきましょう。

通いで免許を取る場合のメリット&デメリット

通学免許のメリットとデメリットはこちら。

◯メリット

・自分のペースで教習が受けられる

・部活やサークル、授業とも両立できる

・高い運転技能が身につく

通学免許の最大のメリットとしては、自分の好きなように教習の予定を立てられるということです。

そのため、部活や授業、アルバイトなどで忙しい人も、隙間時間で教習を受けられるという利点があります。

また、平日は少しずつ受けて、休日はがっつり受けるという形にすれば、比較的短い期間で取得できるためおすすめですよ。

◯デメリット

・合宿免許よりも費用が高く、期間も長い

・免許取得の基準が厳しくなりがち

・教習所が遠いと通うのが大変

先ほど説明した通り、費用面とかかる期間の点で合宿免許には劣るでしょう。

また、通学免許の取得の場合、期間が明確に定まっていない分、次のステップへ進む基準も厳しくなりがち。

しかし、その分、丁寧に運転技能を磨くことができるため、運転技能が十分身についた状態で卒業できるでしょう。

事故や危険運転をしないということが最大の目的ですので、ここでの「厳しさ」はメリットでもあり、理にかなっていると言えるでしょう。

合宿で免許を取る場合のメリット&デメリット

合宿免許のメリットとデメリットはこちら。

◯メリット

・安い!とにかく早い!

・観光もできる

・教習所に通うのが楽

いいラーメン屋のような文言になりましたが、短期間で安く免許が取れるのが最大のメリット。

そして、観光地の近くにある場合が多いため、休みの日などには、観光に行けるというのもうれしいポイントですね。

また、宿泊所も教習所から近いことが多く、遠い場合でもシャトルバス等での送迎があるので安心です。

◯デメリット

・運転技術が不十分なまま卒業する可能性がある

・期間中に卒業しないといけないというプレッシャー

・長期休暇のタイミングでしか受けられない

合宿免許では、「期間がこれだけ」と決まっているため、それまでに卒業しないといけないという焦りがあるでしょう。

また、教習所側も卒業してもらわないと困るため、比較的、評価基準が甘めになったりする場合があります。

そして、合宿免許の教習所がある地域は交通量が少ない場合が多く、技能教習の経験が不足してしまうという場合もあります。

そのため、都市部での教習と比較すると、技能面で心配があるでしょう。

他にも、期間に関して、がっつり2週間ほどを使って集中的に行うため、部活や授業、アルバイトもない長期休暇でないと難しくなります。

結局どっちがおすすめ?

以上の内容を踏まえて、大学生にとっては、圧倒的に合宿免許がおすすめです!

大学生は春休みや夏休みのような長期休暇で2週間ほどの連続した合宿免許の予定を空けられるため、適しているといえるでしょう。

ただし、部活動をしている場合や曜日の決まっているアルバイトをしている場合は両立が難しいため、通学免許の方が適しているでしょう。

また、十分な運転技能を身につけて卒業したいという人も通学免許の方が安心です。

免許取得で大切なのは、事故のない安全な車の運転ができるようになること。 自分の大学生活や性格を考えてみて、ぴったりだと思う方を選んでくださいね!

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